FLIP CHINO
FLIP CHINOをご存知ではない。または、ご存知でも まだ穿いた事が無い
そういった方は まだまだ沢山いるでしょう。
僕が『ブランドを立ち上げたい!』と思ったのはいつの頃だったか。 実際にTATAMIZEが始まったのは 2004年の事。
やりたい事は色々。作りたいものも色々ありましたが、結局『永く付き合えるもの』 そうゆうのを ずっと作りたいと思うわけです。
『定番』というのは ものすごく作るのが難しくて
ただ ずっと作っていれば定番なのか?というと そうゆう事じゃない気がします。 勿論 良品でなければならないのですが、例えばリーバイス 501・コンバース オールスター・バブア ビデイルを見ても分かるように
明らかにもっと良品になりえる部分を残しているにもかかわらず、それを誰も求めていない。そうゆう『定番』もたくさんあります。
言ってしまえば『定番』って言われる事(物)は何か?というのは 全て結果論で、『定番的要素』をかき集めたからと言って 本当の定番が作れるわけではないという事。そう思うのです。
時代が変わっても支持され続け、ずっと作る必要があるモノ。 それが定番なんだと思うわけです。
僕が作ってた時からは6年。工場生産になって3年経ちます。
でも、『FLIP CHINOはうちの定番です』っていう度に 実はまだ少し違和感を覚えてしまいます。
このパンツが本当の意味で 定番なのかどうかは分からないけど、今の所 僕はずっと穿き続けたいパンツです。
*取扱店様へ6月生産分納品いたしました。
今回より、製品洗いを工場で行なっていただいております。仕上がりとして、以前のような加工による硬さが 幾分取れ、穿き易い仕上がりとなっております。
by tatamize66
| 2012-06-13 12:33