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ウールのパンツを久しぶりに作りました。
季節感のあるアイテムとして、すぐにトップスを考えがちですが
実はボトムスのほうが グッと季節感を演出できるんです。


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ミックスツイードが今年は気になっていまして、大変好みの素材が見つかり、それだけでもう気に入っています。
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シルエットはご覧の通り。
ウエスト位置が高く それを少し落とし気味に履いて レングスの長さに気を使いながら。ウエストのボタンは2個付いていますので、個人的には一番上は外してはいています。ベルトループは付いていませんので、アジャスターで絞ってください。


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ただいま発売中のBRUTUS内の BRUTUSさんJTさんのコラボ企画「NEXT STAR with SevenStars」にて、うちを取り上げていただきました。

中原慎一郎さんとブルータスのスタッフの皆様に、一向に晴れ間の来ない今年の夏、8月の初旬にお越しいただき 取材していただきました。

walls&bridgesさんで、中原さんはうちのワークキャップをお買い上げいただいていたという事を、森さんからお聞きしていました。いくつかの取扱店様からも「先日も被ってらっしゃいましたよ」とお聞きし また様々なメディアで実際に被られているお姿を拝見し、仙台の隅っこで小さく洋服を作っている私は、そのたびに小さいガッツポーズを、心の中でするのでした。

取材の後、大町のニコルさんへ皆さんでいきました。
僕も、行くのはたまにですし、常連ぶるつもりはおこがましくて1ミリもないのですが
店主さんとちゃんとお話ししたことはないですが、何というか芯がドン!としていて、何を頼んでも美味しいし、お客様がいらっしゃったときや、僕の中では自分自身がブレそうな時に「こうあるべきだよな」って思わせてもらうために 一人で伺うお店です。

その日は、タイミング良く福島での催事帰りのHOLZの平山さんも合流して、中原さん 平山さんの 師弟?トークも楽しかった夜でした。

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今回のこのお話も 元々はtehutehuの朝野さんからお話しいただいて、「え、僕で良いんですか?」って冗談っぽく会話したのを覚えています。

こんなに、小さくやっているブランドですが、沢山の魅力ある人達に支えられて、幸運にもこんなに勝手に好きなことを、続けさせていただいております。
今年は、朝野さんや平山さんつながりで 会ってみたい人にも沢山お会いできました。有難うございます というしか無いくらいです。実際は、言えてませんが。

仙台という街に移り住んで、もう22年くらいでしょうか。1番長く住んでいる場所になりました。なってしまいました。
今まで一度だって、仙台という街を意識して物を作ったことはありません。ただ、東京にいないと何かできないとも思ったことはなく、ただ自分の流れの中で、モノを作ってきたのが、仙台だったって事だと思います。今では子供たちの故郷となる、そんな場所ともなりました。

仙台らしさっていったい何でしょう?ローカルの暖かさは、日本全国どこにでもあります。その土地の名産品とか名物とか以外に感じられる「らしさ」って 今まさに暮らしている人には気が付かないものなんじゃないでしょうか? つまりそれは、あまりに「日常的」であって、僕らからにじみ出ているものだから。

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今回の企画で、11月11日~12日 仙台にて恥ずかしながらトークセッション&ワークショップをさせていただきます。貴重な機会をいただきました。私のつたないトークはご勘弁いただいて、中原さん 佐藤さんのお話はきっと必聴です。僕も楽しみです。ワークショップではこの日限定素材のワークキャップを、ご参加いただいた皆様と一緒に仕上げます。なんと参加無料!定員ありますのでご応募はお早めに!https://magazineworld.jp/brutus/bu857-jt/


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coarse court(コーズ・コート)ってブランドをご存知ですか?

知らない方が大半だと思います。100人くらいじゃないですか、世界中で知っているのは。
coarse courtはTATAMIZEハンドメイドラインって事で始まったブランドです。
でも、実際はちょっと違っていて、そもそもTATAMIZEは僕がデザイン・パターン・縫製と 全て行うブランドだったわけです。
それが、2010年から工場生産のラインがスタートしまして、並行して僕が作る従来のラインも続けていたのですが、とある取引先からご意見をいただきまして「同じTATAMIZEで、工場生産とハンドメイドのラインが存在するとややこしい、しかもハンドメイドラインを取り扱えるお店は限られるので 贔屓っぽくうつる」
確かにそうだな・・・ということで、ハンドメイドのラインはcoarse courtとなったわけです。つまり、もともとのTATAMIZEはcoarse courtだってわけです。
2012年くらいまでwalls&bridgesさんでお取り扱いいただきました。その後、僕の生産が追い付かず 現在は活動していません。

名前は、TATAMIZEの立ち上げ初期に製作された 一枚の『今見ると粗末なコート』から 由来しています。

直訳すると ⇒ 『粗末な裁判所』 となります が

[coarse] コーズ (粗末な)

[coat] コート (コート)

[cause] コーズ (理由 元)

[coart] コート (塀などで囲まれた場所)

つまり、その粗末なコートこそが 最初の思いの詰まった 『元の場所』である。 
あるいは 『元となったコート』

或いは その当時作業場として使用していた 自宅の6畳の畳の間を『粗末な場所(作業場・アトリエ)』 という意味も含まれています。

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coarse courtを復活させようと考えています。NOWERE ELSEで。
ややこしい事を考えて、洋服は作られています。ルールの中で表現するのは、とても難しく、僕はちょっと苦手です。
ややこしい事を考えず、作らないといけないと思います。
coarse courtはTATAMIZEではありません。何を作るかも、決めていません。















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10年以上前からハンティングジャケットを沢山作ってきました。
好きな洋服の一つです。

でもね、その名前から「ハイスペック」というワードが浮かぶ。勿論、そうゆうのは大好きですが、このジャケットは そことは違う一枚。

「そぎ落とした」とか、おされ感の漂う、退屈なおかまインスタ映えショップが好きそうな
そうゆうハンティングジャケットではないけど、僕が表現したかったのは ディティール云々よりもこのライン。

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独特の丸みは誇張したパターンから成り立っています。だけど、わざとらしくなく、提案したいと思いました。
理想は、着ている本人よりも 斜め後ろを歩く人とか 周りの人から「なんか独特だな」って思ってもらえるような一枚。


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素材はコットンナイロン。黒のみです。





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僕の作るニットベストは、スクエアなラインが特徴で
毎年、東北に住む僕や妻は 今時期から春先まで 大変重宝しております。
使えています。
長袖のニットよりも、インナーとして着やすいし
シャツと重ねると、何となくきちんとした感じ&柔らかい感じが出る。
子供の授業参観とか、奥さんの付き添いの買い物とか
色々な場面で何となく似合ってくれて、あって良かったと思う。
勿論、温かい。

最初に作ったのは、もう何年前だったか?
ネイビーの1色しかなかった。
ブリティッシュウールを使って、ザラッとした感じ。
今は、ラムウールに変わって、目をさらに詰めた。柔らかいラムだけど、しっかりと目が詰まってて、型崩れがしない。
安心感もある。


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このベストは、アメリカの赤十字が兵隊のために編んだベストが元になっています
これをこのまま作ることも、多分できると思うけど
僕が思う、このベストの好きなところを ニットを編めない僕が 布帛的に表現したら面白いんじゃないか?という発想から、作っています。
元になってるものとは、随分違うベストですが、僕はそこが気に入っています。


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スクエアな部分は、ガクブチのように仕上げています。ニット特有のフラットな着心地の良い製法も、いろいろあると思いますし 拘ることに対しては良いことだと思います。でも、僕が作るものとしては ガチャっとしていても、表現が分かりやすい一枚にしたいなぁと思いました。物としての良さと洋服としての楽しさと頼もしさを感じられるベスト。

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良いですよ、本当に。






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今年も、盛岡で年に1度開催している合同展示会entwineが行われました。

1回目から、実行委員として関わらせていただいて 本当に貴重な経験をさせていただいております。
僕個人は、実行委員なんて重要な役割を全うできるタイプの人間じゃなくて、何というか、とくに役に立つことが出来るわけでもなく、ただただ幸運にもこの場にいられるということを、まず実感するのが毎年のことです。

物を作っている人たち。自分が考えて、自分が良いと思って それを作っている人達と、同じ時間を共有できるなんてことは、僕に限って言えば そうそう無いことです。同じ「業界」といっても、立ち位置が違えば その距離が近くなればなるほどに 考え方が異なります。それで良いと思います。皆それぞれで、それぞれであって。

僕自身「どうしても作ることで生きていきたい」と思って、今もそれを続けています。むきになって。

会期中に、40歳の誕生日を迎えました。

鉛筆の芯はとがっていたほうがスマートな線を描ける。
だけれど、尖りすぎていると脆く 折れてしまう。
少しすり減ったくらいが、何を描いても恰好が良い。これが30代前半だと思います。
先が丸くなる、つまり線が太くなる。どうにも、シャープな線を描けなくなる。そこに気がついて立ち止まる。中盤から後半。書くものに、優しさが出てしまう。
先人の言葉に疑問を持つ。後者の鋭利な筆先を 笑ってみたりもする。でも、もうそこに戻れない寂しさも見え隠れする。そうはなりたくないと突っ張りたくもある。変わらない物と変わるものを意識して実感します。
そこから数年は、余力で何とかなる自信だけはある。 知ったようなことも いつだったかもっともらしく言えたような気がしている。 立ち止まって、何か探している。だけれど、結局何を探しているのかわからない。だから、何か知ってそうなものを捕まえて、批判したり批評したりする。言葉にしてもしなくても、結局はそうしている。

執着しないことだと思う。過去のことにも、今の結果にも。
だけど、常に拘っていくことだ。と、40代なりたての新人は思います。削りたてではないけど、まだまだ描けるし やっと描けることもあるのかも。
いつか過去を振り返って、40歳の若い自分をかわいらしく思い、また奮起する未来でありますように。

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nowhere else(ノーウェア エルス)

980-0821
仙台市青葉区春日町3‐4 206

ブランドを始めて14年目。色々と考えて思うことは、これからも 僕はずっと僕のために物を作っていたいということです。語弊がありすぎそうな言葉ですが・・。誰かのために、その期待に応えるために 何かを続けられるとしたら、既存のシステムに従って、その流れの中に納まって表現するだけではなくて、僕自身が物を作り、提案することだけに集中する場所が必要だと思いました。それを面白がっていただけていた過去の6年間がTATAMIZEであって、それ以上でも それ以下でもないと 展示会を7年続けてきてそう思います。

非常に不定期な営業となりますが、そのうちオープンのお知らせをいたします。









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