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10月17日、仙台は朝 雨でした。
今朝撮った写真を見てみたら、自作のラックがやけに曲がっていた。ゆがんでいた。こうゆうの気になる人は ホントごめんなさい。
午前5時くらいには事務所に向かうので、一日に天候が3回くらいは変わる。出勤時は雨、仕事中は曇り、帰宅時はとてつもなく大きな満月。そうゆう事がある。 自宅を仙台の貝ヶ森に移してから 中心地と気温差が2℃はあると感じている。多分これは、気のせいだけじゃなく 本当にそのくらい違う。今自宅の近所は 紅葉が綺麗だ。

自転車で通っている。行きは坂道下りなので、15分くらいで行ける。帰りは登りで25分くらいは掛かる。歩いたら、45分くらい。
仙台は坂道が多い。地元岩手と、それから秋田に住んだ経験がある。それと山形にも割と遊びに行くけど、坂道感は仙台がダントツだ。東北はデカいから、山とか海とか 住んでる場所によっては相当遠い。けど、宮城は近い。外遊びに行きやすい。そうゆう土地なんだ。

最近毎日着ているうちのジャケット。自転車に乗って傘をさしてはいけません。厳しく取り締まりが始まってから、本当にそうゆう人を見なくなった。

ウールのジャケットに限らず、少々の雨だったら傘を差さないようになった。家に帰るだけとか、事務所に行くだけだったらすぐ着替えられるし。怒られるのは嫌だしね。
今日も、雨具はなく、そのまま自転車で来た。

こうやって、雨にさらされたり、それで乾いたりして 何となく表情が変わる。ウールなら丸くなる。ステッチとかシームが埋もれてくし、裏地が釣ったりもする。
そうやって、買った時とは違ってくる。ワザとではないけど、自分の生活と共に 身に着けるものの表情が変わっていく。そうゆうのが自然だから、最初から、表情が決めつけられているものが嫌いだ。つまらないから

もちろん、皺になったり そうゆうのが嫌だから 雨の日を避けたり、きちんとクリーニングに出して保つのも、その人の付き合い方。
個性というほど大袈裟感のない話だけど、洋服の扱い方 接し方には その人の人柄が垣間見えたりする。そうでありたいという願望かもしれないし、もしくはその人の本質かもしれない。

そう考えていて、その事とリンクするようなしないような所の話ですが 当たり前のこととして洋服、或いは装いは、自分自身が見ている時間よりも 圧倒的に他人が見ている時間の方が多いという事を ブランドを始めてからずっと考えています。
自分が洋服を着た姿は、朝出かける時とか 洗面所とか 町の大きなガラスに映ったときとか そうゆう時にしか見ない。でも、他人はよく見ている。360度。その人の素の顔で 素の姿の場面を、よく見ている。しかも じっくりとじゃなく、何となく パッと見っている。
パッと見た印象なんだ。自意識過剰で、自分が思っているように他人も思っていると思っている そうゆう洋服の提案ばかりだけど、そうじゃない。僕も、「自己満足がいいよね!」って言えればいいのですが・・・。

よく聞かれる質問として「どうゆうところからデザインしているんですか?」なのですが、それってよくわかりません。ですが、絶対的に 自分が着ているというよりも、誰かが着ている姿をイメージしてデザインしています。
肩のライン、見頃のドレープも 鏡の前では 残念ながら見られないかもしれないけど、誰かが見たら何かイイって思える洋服を作りたい。ディティールに入れ込むのじゃなく(そうゆうのも必要だけれど)、パッと誰かの目線で見た時に なんかイイと思えるものを作りたいんだな と思うのですが、日々SNSで流れ込むのは写真だからね。基本君から見た君をお届けしてくれているわけだし。楽しいんだけれど、金は生むらしいけど洋服の楽しみ方は一つ減ったのかも。いや、そうじゃなくてきっかけというか入口が広がった! なら、それでイイ訳だけれど。

僕は、先週39歳になった訳ですが、いつの時代も【昔はよかった論】が盛り上がり続けるのは、【今】よりはいつだって自分の目で見たり触ったりしないと興奮できなかったから。やや、今よりはメンドクサイよね。そのほうがリアルと言いたい気持ちは いつの時代もある。
色々と、少なかったからという人もいるけど、数は変わらないかも。「そうでもないもの」も表に出やすくなっただけでね。
【便利】。そうゆうのはいくらでも簡単にすり替えられて、止まらず終わりがないんだろうなと思います。
ヴァーチャルリアリティーで子供に読み聞かせとかね。へんなゴーグルとヘッドフォンでね。まるで【グリとグラ】とかせなけいこさんの絵本の中に入り込んだような!あなたが子供のころに思い描いたような世界をあなたの子供たちに!みたいな切り口で なにか小さな世界に閉じ込めて価値観を入れ込むんだよ。でも、親が真面(まとも)だったら まずまともな子供のなるんだけどね。

それでいいというより、それが多数なんだったら、僕はそうゆうの自分の目で見て洋服作るだけだよ。
電車とか、飯食う待ち時間とか 小さい電話みたいなやつ観てる人を見て 洋服をデザインしている。

いや、それはないな。
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by tatamize66 | 2016-10-17 09:42 | Comments(0)
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